上の歯が全部無いケース、抜歯当日インプラント

治療法 上顎抜歯即時インプラントケース+下顎臼歯部欠損インプラントケース
通院回数 20回
治療期間 7ヶ月
総額費用 610万円(上下顎、税込)
治療のリスクと注意点 今回は、義歯装着の期間がない、抜歯即時インプラントを計画いたしましたので、手術時にインプラントの初期固定が得られない場合には、IPインプラント(仮のインプラント)を追加埋入させていただき、プロビジョナルレストレーション(仮歯)を固定する必要があるかもしれないことをご了承頂いた。幸い、予定トルクの35Nを得られなかったのは、1本のみでしたので予定通りプロビジョナルレストレーション(仮歯)を術直後から装着することができました。ただし、しばらくは軟食の摂取にとどめていただく必要があります。また、最終補綴物の装着は、下顎でオペ後3か月、上顎は6か月後になることも併せてご説明しております。

初診時・・・初診時のパノラマレントゲンです。上下顎の臼歯部に重度の歯周病の進行を認めました。上顎は、数本程度保存可能な歯もありましたが、患者さんがインプラント治療を強く希望され、さらに入れ歯がどうしても受け入れられないとの意向を汲み、抜歯即時インプラントで治療方針を立てました。下顎は、前歯部は保存し両側臼歯部のインプラントを行うこととしました。

2日後・・・初診時の主訴が臼歯部の動揺と咬合痛でしたので、臼歯は抜歯しています。
3週間後・・・上顎は、抜歯即時インプラントケースとしてノーベルクリニシャンでシミュレーションを行った。患者のCT画像と分割型ラジオグラフィックガイドを重ね合わせ、正確なインプラント埋入位置を決定する。抜歯による骨欠損を予測しながら慎重に埋入位置をシミュレーションすることが重要。

3週間後・・・下顎臼歯部欠損についても同様にシミュレーションを行った。


術後・・・術後のパノラマレントゲン。
術後・・・術後の上顎。

術後・・・術後の下顎。
術後・・・術後の笑顔。

インプラントは口腔外科専門医の安原歯科医院

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安原歯科医院
院長 安原豊人